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歴史系。
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子供ネタってよくないっすか? どえらい唐突ですいません。でも、良いと思うので突発で書いてみました。

「パパとママを知らない?」
小さい子供が市場で太史慈のマントの裾をひっぱっていった。
「は?しらねぇ」
「太史慈、子供にそんな口の聞き方はありませんよね?」
太史慈が不機嫌になりながらも答えるが呂蒙がすぐに太史慈に言い返し、
「君のお父さんとお母さんの名前は?」
子供に優しく問いかけた
「パパは甘寧でママは凌統」
つぶらな瞳でそうさらりと言う。
見たことのある顔だった。
「・・・太史慈」
「あぁ・・・いくぞガキ」
太史慈が呂蒙に返事を返し、すぐにその子供を肩車をして城に戻っていった



「凌統と甘寧はいるか!!」
大きな音をだしながら太史慈が修練場で大声をあげて確認をとった。
「な、なんだよ太史慈!」
ほんのり顔を赤らめた凌統があわてて声をあげて驚く
「ちっ・・・・」
小さく舌打ちをした甘寧が凌統のそばに座っていた

(・・・こいつらここでなにを)

ふと過ったがすぐに太史慈が先程の子供を凌統の目の前に出させる
「ママ!」
子供の顔に笑顔が浮かび上がって凌統の腕の中へと飛び込んだ
「わ!!」
凌統もあわてて子供を受け取った
「やっぱり、似てますね」
呂蒙が凌統とその子供の顔を交互に見る
「なにがだ」
甘寧が話に入る
「パパもいる!」
甘寧の顔を見て、指をさしてそう言った瞬間、甘寧の表情が変わった。
「甘寧・・・僕たちに内緒で凌統に無理矢理子供を生ませていたんですね・・・」
冷ややかな目で呂蒙がそう言うと
「あまり他人の趣味にはとやかくいわねぇが幼児趣味だったんだな」
太史慈も言う
「甘寧はちがう!甘寧はただの変態だ!」
凌統・・・それはフォローではないっと甘寧が心の中で呟いた
「パパ!ママ!これからはずっと一緒だよ!」
子供がそう言うと困った笑みを浮かべるが甘寧が
「あぁ・・・凌統もお前も大切にする」
「甘寧・・・」
甘寧と凌統のやりとりを見て太史慈は内心、うわぁっと思ったのは言うまでもない。
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